2026年7月26日、F1とFIAから驚きの発表がありました。中東情勢の悪化によって中止となっていたバーレーンGPが、なんとマレーシア・セパンで代替開催されることが正式に決定したのです。
「マレーシアでF1が観られるなら、初めての海外GP観戦に行ってみようかな」
そう思った方も多いのではないでしょうか。実は私自身、マレーシアには2回渡航した経験があります。1回目は2007年、マレーシアGP観戦のための一人旅。2回目は2020年、仕事で1週間ほどペナンに滞在しました。
この記事では、今回の代替開催の経緯や日程といった基本情報に加えて、実際にマレーシアを訪れた経験をもとに「海外GPデビューにマレーシアがなぜおすすめなのか」を、できるだけ具体的にお伝えしていきます。
バーレーンGP、まさかのマレーシア・セパン開催決定!
発表の経緯
2026年シーズンは、当初4月に開催予定だったバーレーンGPとサウジアラビアGPが、中東情勢の急速な悪化を受けて中止となっていました。全24戦の予定だったカレンダーは、一時22戦にまで減少していた状況です。
しかし水面下では、FIA・F1・バーレーン政府・マレーシア政府の間で代替開催に向けた調整が続けられており、7月26日についにその合意内容が正式発表されました。開催地は失われたバーレーンGPそのものではなく、「マレーシアで開催されるバーレーンGP」という異例の形での復活です。これにより2026年シーズンは全23戦での開催となる見通しです。
開催日程とカレンダー上の位置づけ
開催日程は2026年10月2日(金)〜4日(日)。名称は「Formula 1 Gulf Air Bahrain Grand Prix in Malaysia」となる予定です。
カレンダー上は、アゼルバイジャンGP(9月24〜26日)とシンガポールGP(10月9〜11日)の間に組み込まれる形となり、アジアラウンドはバクー→セパン→シンガポールという3週連続のトリプルヘッダーになります。地理的にもセパンとシンガポールは約300kmしか離れておらず、ロジスティクス面でも理にかなった代替案だといえるでしょう。
セパン・インターナショナル・サーキットとは
セパンでのF1開催は、2017年以来実に9年ぶりとなります。クアラルンプール国際空港のすぐ近くに位置し、高速コーナーとロングストレートを組み合わせた、ドライバーからの評価も高いコースです。かつて「マレーシアGP」として長年開催されていた実績もあり、F1開催に必要なインフラは十分に整っています。
なぜマレーシアが「海外GPデビュー」に最適なのか
初めての海外GP観戦となると、治安や言葉、移動の不安がつきものです。しかし私の実体験から言えば、マレーシアはその不安をかなり小さくしてくれる国だと感じています。
治安の良さ
2007年に一人でマレーシアGPを観戦しに行った際、土曜日の夜に一人でペトロナスタワーまで足を運びました。夜間の一人歩きというと身構える方もいるかもしれませんが、正直なところ特に怖さを感じることはありませんでした。(とはいえ暗がりは避けましたが)
2回目の渡航は2020年、仕事でペナンに1週間ほど滞在したときです(コロナ禍直前)。観光ではなく生活者に近い目線で過ごしましたが、このときも治安の良さを実感しました。観戦だけでなく「暮らす」目線で見ても安心できる国だという印象です。
英語が通じる安心感
マレーシアは多民族国家で、英語が広く通じます。私自身、簡単な挨拶程度のマレー語は覚えていきましたが、それ以外の場面はすべて英語でまったく問題ありませんでした。飲食店やタクシーでのやり取り、宿の手配なども含めて、英語ができれば困る場面はほとんどないと言っていいでしょう。これは初めての海外旅行先としてはかなり大きな安心材料です。
サーキットが空港至近というアクセスの良さ
セパン・インターナショナル・サーキットは、クアラルンプール国際空港のすぐそばにあります。2007年に観戦した際も、宿泊したクアラルンプール中心部から空港方面へ向かう電車に乗るだけでサーキット近くまでアクセスできました。海外の初めてのサーキットで、複雑な乗り換えや長距離移動に悩まされずに済むというのは、初心者にとって非常にありがたいポイントです。
食事面で困らない多様性
マレー系・中華系・インド系の文化が入り混じるマレーシアは、食事の選択肢も非常に豊富です。私自身、2回の渡航を通じて食事で困った記憶はほとんどありません。屋台からレストランまで幅広い価格帯・ジャンルの中から選べるので、辛い物が苦手、口に合うか不安、といった心配もそれほど必要ないはずです。
気になる予算感 ― 20万円あれば行けるのか
海外GP観戦で最も気になるのが費用面でしょう。現時点でエアトリ[PR]を使って調べたところ、航空券とホテル代を合わせても10万円を切る価格帯で見つかります。
これにチケット代と現地滞在費(食費・交通費・お土産代など)を加えても、トータルで20万円あれば十分に観戦できるという感触です。海外の主要GPの中でも、比較的手が届きやすい部類に入るのではないでしょうか。
チケット情報については現時点で未確定です
なお、この記事を執筆している時点では、セパンでの本大会に関する具体的なチケット販売情報はまだ確定していません。2007年に観戦した際には、Formula1公式サイトで事前にチケットを手配したものの、現地会場では同じチケットが50%オフで販売されていて驚いた経験があります。今回もチケットの購入方法や価格帯は今後の発表を待つ必要がありますが、情報が確定次第、この記事を更新していく予定です。
【体験談】筆者が2度訪れたマレーシアで感じたこと
2008年4月:マレーシアGP弾丸観戦記
1回目の渡航は2007年4月、当時開催されていたマレーシアGPを観戦するための一人旅でした。土曜日に移動し、日曜日の決勝を観戦、その日の夜の飛行機でそのまま帰国するという、かなりタイトな弾丸日程です。
宿はクアラルンプール中心部、モノレールの駅からすぐの場所を選びました。移動の起点として非常に便利で、初めての一人旅でもストレスを感じることはありませんでした。
サーキットへは、クアラルンプール中心地の駅(KL Sentral)から空港行きの電車(KLIA TRANSIT)に乗り、空港から専用のシャトルバスに乗るだけでアクセスでき、複雑な移動を強いられることはありませんでした。電車とバスがセットになった切符が販売されており、シャトルバスに乗るときはそれを見せるだけでした。海外のサーキットというと移動が大変なイメージを持たれがちですが、セパンに関してはその心配はかなり少ないと感じます。
チケットはFormula1の公式サイトで事前に手配していましたが、現地のサーキット会場では同じチケットが定価の50%オフで販売されており、正直かなり驚きました。決勝当日だったからということもあると思いますが、このあたりの価格差は、今後行かれる方にとっても参考になるポイントかもしれません。ただ、世界的なF1人気なので、今回はそうならないかもしれません。
そして土曜日の夜、一人でペトロナスタワーまで足を運びました。夜の一人歩きでしたが、特に怖さを感じることはなく、治安の良さを肌で実感した瞬間でした。食事についても、屋台からレストランまで選択肢が豊富で、特に困ることはありませんでした。
2020年2月:仕事で1週間滞在したペナンでの所感
2回目の渡航は2020年2月、仕事でペナンに1週間ほど滞在したときです。観戦目的ではなく、より生活者に近い滞在でしたが、このときも治安の良さを実感しました。
英語ができれば特に困ることはない、という感覚は1回目の渡航のときと変わりませんでした。観光地としてだけでなく、実際に滞在してみても過ごしやすい国だという印象は、2回の渡航を通じて一貫しています。
初めての海外GP観戦、何を準備すればいい?
航空券・宿の手配のコツ
エアトリ[PR]などの旅行予約サイトで航空券とホテルをまとめて比較すると、コストを抑えやすくなります。特に発表直後の今の時期は価格が変動しやすいタイミングでもあるので、こまめにチェックしておくのがおすすめです。
持ち物・注意点
マレーシアは年間を通じて高温多湿な気候です。10月も例外ではないため、日焼け対策・熱中症対策は必須と考えておいたほうがいいでしょう。サーキット観戦は屋外での長時間滞在になるため、帽子や日焼け止め、こまめな水分補給を意識した準備をおすすめします。また、スコールと呼ばれる短時間の激しい雨が降ることもあるため、簡易的な雨具があると安心です。
また、eSIMも事前に用意しておくと現地での通信がスムーズです。現地では地図アプリをよく使います。eSIMはKKday[PR]が安くてオススメです。筆者も中国やベトナムで何回も使用していますが、とても安定しています。
マレーシアのeSIM(KKday)チケット確定情報は追って更新します
前述の通り、現時点ではチケットの詳細情報は確定していません。公式発表があり次第、この記事にチケット購入方法や価格帯の情報を追記していく予定です。ブックマークしていただければ、最新情報をキャッチアップしていただけます。
まとめ:マレーシアは海外GPデビューに理想的な選択肢
中東情勢の影響という不本意な形での代替開催ではありますが、結果としてマレーシア・セパンでのF1観戦が9年ぶりに実現することになりました。
- 治安が良く、一人旅でも安心
- 英語が通じるので言葉の不安が少ない
- サーキットが空港至近でアクセスが良い
- 食事の選択肢が豊富
- 航空券・ホテル・チケット・滞在費を合わせても20万円程度で観戦可能
これらの条件が揃うマレーシアは、初めての海外GP観戦先として非常に有力な選択肢だと、2回の渡航経験を通じて実感しています。9年ぶりのセパン開催というこのタイミングに、初めての海外GP観戦を計画してみてはいかがでしょうか。
チケット情報などの最新情報は、確定次第このページに追記していきます。
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