いつの間にか、F1を「追いかける」ことはしなくなっていた。
毎戦の結果を確認したり、ニュースを欠かさず追ったり、
次のレースを楽しみに待ったり。
そんな時間が、少しずつ生活の中から消えていた気がする。
だからといって、
F1に無関心になったわけではありません。
忙しさや、環境の変化。
観られない理由はいくつも思い当たるけれど、
「もう興味がなくなった」と言い切れるほど、
気持ちは単純ではありません。
追いかけなくなった今でも、
ふとした瞬間に、F1の名前が目に入ると気になる。
昔好きだったドライバーの話題に、少しだけ反応してしまう。
それは、
完全に終わったというより、
距離の取り方が変わっただけなのかもしれません。
追いかけなくなった理由は、ひとつじゃない
F1を追いかけなくなった理由を、
ひとつに絞って説明できる人は、あまり多くない気がします。
忙しくなったから。
生活のリズムが変わったから。
視聴環境が変わって、気軽に観られなくなったから。
どれも、ありふれた理由です。
そして、そのどれか一つだけが原因というより、
いくつかが少しずつ重なっていることのほうが多いのではないでしょうか。
以前は当たり前だった「毎戦チェックする」という行動も、
気づけば、少しずつ負担になっていくことがあります。
観なければ、置いていかれる。
追わなければ、分からなくなる。
そんな感覚が積み重なると、
自然と距離を取るようになることもあります。
それは、
F1への気持ちが冷めたというより、
今の生活と、うまく噛み合わなくなっただけなのかもしれません。
熱量を保ち続けることは、簡単ではありません。
むしろ、何年も同じ強さで追い続けられるほうが、少し特別です。
追いかけなくなった理由は、
「もう好きじゃなくなったから」ではなく、
いくつもの小さな変化の積み重ね。
そう考えるほうが、しっくりくることもあります。
関心がなくなった、と言い切れるわけでもない
F1を追いかけなくなったとき、
多くの人が感じるのは「嫌いになった」という感覚ではなく、
「前ほど気にしなくなった」という変化ではないでしょうか。
レースを毎回観ているわけでもない。
ニュースを欠かさず追っているわけでもない。
だからといって、
「もう関心がなくなった」と言い切れるかというと、
そこまで割り切れないことも多い気がします。
F1の話題が目に入ったとき、
少しだけ気になってしまう。
昔応援していたドライバーの名前に、
無意識に反応してしまう。
強い興味ではないかもしれません。
人に語れるほどの熱量でもないかもしれません。
それでも、
完全に関心がなくなっていたら、
きっと、何も感じないはずです。
「もう追いかけていない」
「でも、まったくどうでもいいわけでもない」
そのあいだにある感覚は、
決して曖昧なものではなく、
気持ちが別の形に変わっただけなのかもしれません。
好きだった時間があったことや、
心が動いた瞬間があったことは、
追いかけなくなったからといって、
簡単に消えてしまうものではありません。
距離が変わっても、関係は続いている
F1との関わり方は、
「追い続ける」か「完全に離れる」かの
どちらかだけではありません。
毎戦欠かさず観ていた時期があり、
そのあと、結果だけを見る時期があり、
しばらくまったく観ない時間があったとしても。
それは、
終わったというより、
距離が変わっただけなのかもしれません。
趣味との関係は、
いつも同じ熱量で続くものばかりではありません。
生活が変われば、優先順位も変わる。
使える時間も、気持ちの余裕も変わる。
その中で、
F1との距離が少し遠くなったとしても、
それは自然なことです。
そして、
距離が変わったからといって、
過去に好きだった事実まで消えるわけではありません。
また近づくことがあるかもしれないし、
このまま静かな距離でいるかもしれない。
どちらでもいい。
F1との関係は、
0か100かで決まるものではなく、
そのあいだに、いくつもの濃淡があります。
今の距離が、
今の自分に合っている。
そう思えたとき、
「追いかけていない」という事実も、
少しだけ軽くなるのではないでしょうか。
まとめ
F1を追いかけなくなったからといって、
それだけで、関心がなくなったと決める必要はありません。
忙しさや環境の変化の中で、
距離が少し遠くなることは、自然なことです。
それでも、
ふと気になってしまう瞬間があるなら、
その気持ちは、きっとどこかに残っています。
追いかけていない今の自分も、
かつて夢中になっていた自分も、
どちらも本当の姿です。
F1との関係は、
続けるか、やめるかの二択ではありません。
近づく時期があってもいい。
離れる時間があってもいい。
そのときそのときの距離で、
静かにつながっていれば、それで十分なのかもしれません。
・・・
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