このガイドは、レース開催前(2026年9月)に作成し、レース開催後(2026年10月)に実体験を追記したものです。今後セパンでレースを観戦する方や、次の海外GPを検討する方の参考にしてください。
いきなりだけどバーレーンGP in マレーシアに行きたい!となった方は、まずこちらもどうぞ。
なぜセパンが「海外GPデビュー」に最適なのか開催前の見解(現在は一部訂正済み) → バーレーンGPがまさかのマレーシア開催に!
① まずは航空券・ホテル・観戦チケットを押さえよう
一番動きが早いのがこの3つ。
- 観戦チケット: Bahrain International Circuit チケット情報
- 航空券:バティック・エア公式サイトなど
- ホテル: Trip.com(航空券と併せてお得になるケースもあるのでよく比較する)
特に自由席は席種によって快適度がかなり変わるので、迷ったらまずこちらを読んでみてください。
- 座席の選び方 → 自由席B・C・K2どこがいい?
② 持ち物を準備しよう
LCC利用の場合、受託手荷物の有無で持ち物の難易度がかなり変わります(機内持ち込みだけで完結させるか、預けて折りたたみ椅子などを持っていくか)。
- 持ち物リスト → 持ち物準備編【2026】
- 持ち物リストの答え合わせ編はこちら→答え合わせ編
③ eSIMを用意しよう
現地ではGrab(配車アプリ)が交通・移動の要になりますが、これは現地でスマホでデータ通信が使えることが前提です。空港到着後にバタバタしないよう、出発前にeSIMを手配・ダウンロードしておくのがおすすめです。(Grabのアプリダウンロード、SMS認証、クレカ登録は日本にいるうちにあらかじめやっておきましょう。設定後、eSIMに挿し替えても問題なく使えます)
筆者は中国・ベトナム渡航の際にKKdayのeSIMを使用しましたが、特に問題はありませんでした。レビュー評価が高く使用者の多いものを選んでおけば、基本的に安心して良さそうです。
一点だけ注意したいのが、プランの数え方です。「アクティベートから24時間ごとに1日分消費するタイプ」と「日付が変わった瞬間に1日分消費するタイプ」があり、到着時間帯によっては損をすることがあります。購入前にどちらの方式か確認しておきましょう。
追記:eSIMはマレーシアでも問題なく使えました。サーキットのバス乗り場だけは電波状況が微妙でしたが、それ以外は大丈夫でした。
④ MDAC(マレーシア入国カード)を提出しよう
渡航前に必ずやっておきたいのがMDAC(Malaysia Digital Arrival Card)の提出です。ここで一つ注意点があります。
MDACは無料の公式手続きです。 提出は入国の3日前から可能で、公式サイトは以下の1つだけです。
検索すると「代行します」と謳う有料サイトが上位に出てくることがありますが、これらは公式とは無関係の代行・模倣サイトです。
筆者は以前、アメリカ入国のESTA申請で気づかずこの手の代行業者サイトを使ってしまい、余分な費用を払った経験があります。同じ轍を踏まないよう、MDACも必ず公式サイトのURLを確認したうえで、自分で直接申請しましょう(10分程度で終わります)。あわせてパスポートの残存有効期間(入国時点で6ヶ月以上)も確認しておくと安心です。
⑤ 空港までの移動手段を押さえよう
自宅から空港までの移動に加え、現地では空港からホテルまでの移動手段も事前に決めておくとスムーズです(高速バス、KLIA Ekspres、Grabなど)。
追記:KKdayでKLIA Ekspresのチケットを購入したところ、バウチャーのQRコードでそのまま乗車できて便利でした。
⑥ 両替しよう
レートは現地の街の両替所の方が良いことが多いですが、不慣れな場合は現地の空港での両替でも問題ありません。
ちなみに日本に帰ってきて、余ったお金を再両替すると「リンギットは日本国内で取り扱いが少ない通貨のためレートが悪くなります」と言われるかもしれません。余ったお金を再両替するなら、帰りのクアラルンプール国際空港で行ったほうがいいかもしれません(少なくともベトナムドンではそうでした。)
チップ文化もなく、クレジットカード決済も進んでいるので、それを加味して両替金額は検討したほうがいいと思われます。ただし、サーキットの売店は現金対応が多い、という情報もあります。
追記:現地のサーキットの売店の決済もカードが使えました。現金は屋台街にでも行かない限り使わないと思っておいたほうがいいです。
追記:筆者は空港で15,000円を両替しましたが、10,000円で十分でした。レートはカード払い約40.2円/RMに対し、空港の現金両替は約48.8円/RMで、カードのほうが有利でした。余った分は帰りの空港で使い、最後の100RMを関空で再両替すると3,421円でした。
費用に関してはこちらの記事を参照ください→実際に掛かった費用
⑦ サーキットまでの交通手段を押さえよう
シャトルバス、Grabなど、レース当日の混雑を見越して複数の手段を把握しておきましょう。
こちらのサイトにまとまっています。→バーレーンGPの公式サイト
空港からのシャトルバスがメインになりそうです。
追記:バーレーンGPの公式サイトには、タクシーと配車アプリの車はサーキット内の特定の場所に到着するような書かれ方がされていましたが、実際はダイレクトにアクセスはできず、空港の長期利用者駐車場(LTCP)からバスに乗りかえるパークアンドライド方式になっていました。
追記:帰りのバス(筆者の体験)
- 行き先は4種類(KLIA2/LTCP/MITSUI/Enstek)。KLIA2行きが最も混雑し、LTCP行きは比較的乗りやすい。Enstekは空港と逆方向
- 所要時間:初日は18:00に出てKLIA1まで約2時間20分。2日目(予選後)は17:00からKLIA1まで3時間47分、3日目(レース途中に退出)は18:00からKLIA1まで約2時間5分
- 運営は日ごとに改善(初日は係員なし、決勝日は案内スタッフが増員、看板も設置)
- 鉄道についても。決勝日は行きのKLセントラル→KLIAの特急の乗車にも待機列が発生し、ホームまで約1時間45分待ち
詳しくはこちらの記事にまとめています→観戦記事1日目・2日目・3日目
⑧ 晩ごはんを押さえよう
パビリオン、ららぽーとなどのショッピングモールは、どちらもブキッ・ビンタンエリアにあります。ホテルに戻ってからの晩ごはん先として押さえておくのがおすすめです。
屋台の雰囲気を楽しみたい方は、同じくブキッ・ビンタン近くのアロー通り(Jalan Alor)も定番です(屋台好きの方向け)。
なんだかんだでタウンガイドはやっぱり「るるぶ」が役に立ちます。→るるぶマレーシア[PR]
追記:パビリオンやららぽーとなど、ブキッ・ビンタン周辺のショッピングモールは22時に閉店しますので、それ以降になりそうならアロー通りや24時間営業のファーストフード店などが候補になります。
⑨ 帰りが深夜便ならシャワーを浴びよう
帰国便が深夜発の場合、Kepler Clubなど空港内のシャワー利用施設を事前にチェックしておくと快適です。
追記:筆者はKepler Clubを予約しましたが、雨でレースが遅れ、サーキットから空港まで約2時間かかったため、予約時間に間に合いませんでした。有料ラウンジ(7,195円/1時間)も、シャワーは2時間待ちでした。シャワー目的で予約する場合は、移動時間を長めに見込んでください。
⑩帰りの行程に余裕を持とう
日程に余裕があるのであれば、決勝日の翌日に帰るようにしましょう。当日の夜、深夜便で帰るという選択肢を取る場合、
- ホテル→サーキット移動時にトランクを持って移動し、途中で空港に預けなければならない(ここでも行列に並ぶ)
- 赤旗やディレイなどがあるとレースを最後まで見られない可能性がある(実際見られなかった)
- シャワーを浴びるのに一苦労する
というデメリットが有ることを認識しましょう。特に2番目が大きいです。
まとめ
もし準備に動くなら早いに越したことはありません。ここまでの内容をチェックリストにしておきます。
- [ ] ①航空券・ホテル・観戦チケットを確保
- [ ] ②持ち物準備(LCCの受託手荷物の有無を確認)
- [ ] ③eSIMを手配・ダウンロード(アクティベートは当日)
- [ ] ④MDACを公式サイトから提出(無料)
- [ ] ⑤空港までの移動手段を確認
- [ ] ⑥両替
- [ ] ⑦サーキットまでの交通手段を確認
- [ ] ⑧晩ごはんの候補地をリストアップ
- [ ] ⑨深夜便なら空港シャワーをチェック
- [ ] ⑩帰りの行程に余裕を持つ

