本当は、もっと速いはずだと思っている。
だからこそ、テストのタイム表を見るたびに、少しもどかしくなる。
まだ開幕前だし、条件もそろっていない。
燃料搭載量もプログラムも分からない。
それでも、上位に名前が並ばないだけで、周回数が少ないだけで、
心は少し落ち着かなくなる。
期待しているから、もどかしい
もどかしさは、失望とは少し違う。
「もうだめだ」と思っているなら、
そもそも心は揺れない。
本当は速いはずだ。
本当は戦えるはずだ。
そう信じているからこそ、
思うようにいかない時間が歯がゆい。
もどかしさは、期待の裏返しなのだと思う。
シーズンは、思っているより長い
けれど、シーズンは長い。
開幕前のタイムは、あくまで準備段階に過ぎない。
うまくいかない部分が見えるのも、テストの役割だ。
数戦で流れが変わることもある。
アップデート一つで空気が変わることもある。
長く見てきたからこそ、
「今がすべてではない」という感覚も、どこかにある。
それでももどかしいのは、
期待している証拠なのだろう。
自分ごとにしすぎない応援
贔屓のチームが不調だと、
気持ちまで沈みそうになることがある。
けれど、結果は自分の手の中にはない。
応援はできる。
見守ることもできる。
でも、コントロールはできない。
そう考えると、少しだけ気持ちが楽になる。
自分ごとにしすぎない。
でも、関心は手放さない。
そのくらいの距離のほうが、
長いシーズンを穏やかに見続けられる気がする。
巻き返しを待つ時間も、物語の一部
順風満帆なシーズンよりも、
苦しい時間を乗り越えていく過程のほうが、
あとになって印象に残ることがある。
今はもどかしくても、
その時間も含めて物語は進んでいる。
応援とは、勝利の瞬間だけを共有することではない。
思うようにいかない時間も、
静かに隣にいることなのかもしれない。
まとめ
もどかしさは、なくならない。
贔屓がうまくいかなければ、やっぱり気になる。
でも、それは嫌いになったわけでも、
諦めたわけでもない。
むしろその逆だ。
本当はもっと速いはずだと思っている。
だからこそ、もどかしい。
もどかしさも、応援の一部かもしれない。

