FODスターターの画質に不満?F1 TV Proに変えたら地上波並みに【実機比較】

FODガイド

FODのF1中継をテレビで見たときに、こう感じたことはないでしょうか

「なんかコーナーでカクつく…」
「なんか圧縮されているような…」
「地上波のときはもっと綺麗でスムーズだったような…。思い出補正?」

そう感じているなら、あなたの感覚は正しいです。思い出補正ではありません。

本記事ではF1 TV Pro(FODプロコース)とFODスターターの画質を実機で比較検証しました。結論から言うと、スムーズさに圧倒的な差があります。地上波・スカパー!と同レベルの映像を求めるならF1 TV Proを選択するほうがよいです。その理由と必要なデバイスを詳しく解説します。


配信スペックの比較

まず、判明している情報と不明な情報を正直に整理します。

F1 TV Pro
(FODプロコース)
FODスターター
解像度1080p
(公式発表)
非公開
フレームレート50fps
(公式発表)
非公開
(体感では低い)
ビットレート(映像)6,144kbps
(アプリ表示)
非公開
HDRなしなし

F1 TV Proの1080p/50fps配信はF1公式サイトのプレスリリースでも明記されており、筆者の実測とも一致しています。

FODスターターの解像度・fps・ビットレートは公式が一切公開していません。

なぜFODスターターのスペックがわからないのか

FODはF1配信に限らず、配信スペックを公式サイトで公表していません。ネット上にある「FODは720p」「30fps」「ビットレート2Mbps」といった情報は、F1配信開始以前の古い調査に基づくものが多く、現在のF1スターター配信に当てはまるかどうかは不明です。


実機検証:横パンシーンで差が歴然

数字より、実際の映像の話をします。

最も差が出たのが、マシンを追って背景が高速で流れる「横パン」のシーンです。

FODスターターの場合

コーナリング中の横パンで、コマ飛びのようなカクつきが発生します。テレビの倍速補間機能をオンにしても改善しませんでした。

倍速補間は「存在しないコマを予測で作る」処理です。F1のような複雑で高速な動きでは補間が破綻しやすく、元の映像のフレームレートが低いと、テレビ側でどう頑張っても限界があります。

F1 TV Proの場合

同じシーンでも、横パンが滑らかに追従します。

F1の映像素材は欧州制作で元々50fps。F1 TV Proは公式発表で50fps配信となっています。50fpsを60Hzのテレビで表示する際にジャダー(定常的なカクつき)が発生することがありますが、倍速補間をオンにすることで解消できます。 FODスターターのように「元のfpsが低すぎて補間が破綻する」状況とは根本的に異なります。

F1 TV PremiumをHD設定で見ると何が起きるか(筆者検証)

F1 TVアプリをHD設定(1080p)に切り替えると、動画再生時にUHD設定では表示されない「解像度選択ボタン」が出現します。これは単なるダウンスケールではなく、サーバーから送られてくるストリーム自体が切り替わっていることを示しています。ビットレートは6,144kbpsを確認。この設定がF1 TV Proと同等のストリームである可能性が高いです。


「地上波・スカパー時代の方が滑らかだった」は思い出補正ではない

FOD移行後にテレビで見て「昔の方が映像が綺麗だった気がする」と感じている方は多いと思います。これは思い出補正ではなく、スペック上も正しい感覚です。

外部の実測レポートによると、スカパー!フジテレビNEXTのCS放送スペックは以下の通りです(※筆者実測ではなく外部情報)。

フジテレビNEXT
(スカパー!)
F1 TV ProFODスターター
解像度1440×1080(1080i)1080p非公開
フレームレート60i(実質60fps相当)50fps非公開
配信方式衛星放送(安定)インターネット配信インターネット配信

1080iの「滑らかさ」について

1080iはインターレース方式で、60フィールド/秒で映像を送ります。テレビ側でデインターレース処理すると実質60fps相当の滑らかさになります。F1の50fps素材を60フィールドに変換して放送していたため、結果的に非常に滑らかな映像になっていました。

安定性の差

衛星放送はインターネット回線の影響を受けないため、レース中に画質が落ちたり乱れたりすることがありません。インターネット配信はネットワーク状況によって品質が変動します。

「地上波・スカパー時代の方が映像が良かった」という記憶は、スペック的にも裏付けられます。


必要なデバイス:Fire TV Stick 4K Plus

テレビで地上波・スカパーレベルに近い映像が見たい場合は、F1 TV Proで見ましょう。
(※テレビに倍速モードが無い場合、カクつくので注意)

F1 TV ProをテレビのHDMIで快適に視聴するには、ストリーミングデバイスが必要です。

筆者が実機検証したのはFire TV Stick 4K Plus。10,000円を切る価格ながら、F1 TVアプリが動作し、1080p/50fps配信を問題なく受信・再生できることを確認しています。4K UHD HDRでの動作も確認していますので、将来F1 TV Premiumに変える可能性があっても対応できます。

Fire TV Stick 4K Plusの詳細レビューはこちら

⚠️注意⚠️
Fire TV Stick 4K Selectでは見られません。Plusです。
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画面写真に沿って初期設定からF1 TVを見るまで解説した記事もあります。
Fire TVの開封から初期設定、F1 TVの設定まで解説した記事はこちら


FODプロコースへの切り替え方法

日本からF1 TV Proを正規に利用するには、FODのプロコース(月額4,900円)を契約します
契約途中で切り替えると損をするので、月々の契約の切れ目で上手く切り替えましょう。

FODプロコースの契約方法・詳細はこちら

お金を節約しながら契約する方法をまとめた記事はこちらです
FODのF1プランは「8ヶ月契約」で全レース視聴可能|契約タイミング最適化【2026年版】


まとめ

F1 TV ProFODスターター
横パンの滑らかさ◎ 滑らか
(50fps・公式発表・実測)
△ コマ飛び感あり
(筆者実感)
フレームレート◎ 50fps
(公式発表)
非公開
ビットレート◎ 6,144kbps
(アプリ表示)
非公開
日本語実況◎ あり◎ あり
月額料金4,900円3,880円
オンボード映像◎ あり✕ なし

FODスターターでもレースの流れは十分楽しめます。ただし、大画面での高速コーナリングや追い越しシーンの映像品質にこだわるなら、F1 TV Pro(FODプロコース)への切り替えを強くおすすめします。

スペックの数字より、実際に映像を見て感じた差が全てです。月額1,020円の差で、映像体験が大きく変わります。

5月から再契約するなら、一考の価値ありです。


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